知り合いが結婚するとき、決め手は食の好みが合うからだと言っていました。
彼は本格的なインドカレーが好きで、自分でもスパイスからカレーを作ります。
相手の女性はインドを旅行中に出会った同じくカレー好きの人で、毎日カレーでも大丈夫なのだそうです。
ここまで極端ではないにせよ、例えば関西の人で納豆が食べられなかったり、関東の人で粕汁が苦手だったりという食の違いはままあります。
味噌も地域によって違いますから、毎日飲む味噌汁のことで一悶着起きるかもしれません。
愛知出身の友人は赤だしの味噌汁なのですが、付き合っていた女性が関東で味噌汁が合わず、結局結婚に至らなかったそうです。
どちらかが食の面で相手に合わせればうまくいきますが、お互いに強いこだわりがあったりすると難しいかもしれません。
昔は地元同士でお見合いをするので色の地域性は共通していましたし、妻が夫に合わせるのが普通だったのでしょう。
これからの時代はますます食の好みも多様化してくるかもしれません。